YUTORUの公開実験は、成功例を作るための企画ではありません。あらかじめ条件と判定基準を決め、結果が良くても悪くても同じ項目で記録します。
実験前に決めること
各実験では、原則として次の条件を開始前に記録します。
- 実験の目的と仮説
- 実験者の経験と既存スキル
- 使用できる時間
- 初期費用と費用上限
- 使用するAI・サービス
- AI、人間、CEOがそれぞれ担当する作業
- 成果を判定する期間と適格母数
- 継続、改善、停止の基準
- 広告・紹介などの利害関係
開始後に判定基準を変更する場合は、変更前の基準と理由を残します。
公開する指標
| 指標 | YUTORUでの扱い |
|---|---|
| 売上 | 値引きや返金を反映した金額。未確定報酬とは分けます |
| 経費 | 初期費用、手数料、変動費、固定費の按分を含みます |
| 純利益 | 売上から経費を差し引いた金額です |
| 実働時間 | 人間が実際に作業した時間です。経過日数とは分けます |
| 実質時給 | 純利益を人間の実働時間で割ります |
| CEO時間 | 承認、契約、公開操作など、CEO本人が使った時間です |
| 初収益までの日数 | 実験開始から初めて売上が確定するまでの日数です |
収益が0円で実働時間も0時間の場合、実質時給は0円ではなく「算出不可」とします。
母数不足と失敗を分ける
期間が終了しても、判断に必要な訪問数や販売機会に達していなければ「失敗」とはせず、未判定とします。
たとえばデジタル商品では、適格な販売ページ訪問100件を最初の判断母数とします。100件で購入0件なら訴求または商品を一度改訂し、次の100件でも購入がなければ停止または転用を検討します。
この基準はすべての副業に同じ形で当てはめるものではありません。実験の種類に応じて、応募数、出品数、閲覧数、診断完了数などを定めます。
証拠と限界
売上や作業時間は、決済記録、アクセス解析、作業台帳などと照合します。証拠を公開する場合は、個人情報、取引先情報、認証情報、契約上公開できない情報を除きます。
証拠を全面公開できない場合は、確認方法と公開範囲を説明します。確認できない数値を、確認済みの実績として掲載しません。
実験結果には、その時期の市場、サービス仕様、YUTORUの既存流入などが影響します。YUTORUで得た結果は、同じ行動をした全員の結果を保証するものではありません。
即時中止する条件
収益や母数にかかわらず、次の場合は実験を中止します。
- 利用規約への違反、または違反の疑いがある
- 著作権、商標、個人情報、機密情報に問題がある
- 読者や顧客を誤認させる表示が必要になる
- 独立したQAで品質を保証できない
- CEOの作業時間が構造的に週30分を超える
記事の読み方
実験ページでは、「観測した事実」「外部資料で確認した事実」「推定・仮説」を区別します。現在の判定と最終更新日を確認したうえで、ご自身の条件に照らして判断してください。