副業の損益分岐点はいくら?必要な売上を逆算する方法

副業の売上目標を「まずは月1万円」のように決めても、その金額で黒字になるとは限りません。毎月の固定費や販売手数料が大きければ、売上があっても利益は残らないからです。

最初に確認したいのが、費用をちょうど回収できる売上=損益分岐売上です。黒字化に必要な最低ラインが分かると、価格や販売件数を現実的に決められます。

手数料だけなら計算はシンプル

初期費用とその他の固定費を合計し、売上に対して販売手数料がかかる場合、損益分岐売上は次の式で求められます。

損益分岐売上 = 固定的な費用 ÷(1 − 販売手数料率)

たとえば、サイトや道具に5,000円を使い、販売手数料が10%なら、5,000円 ÷ 0.9 = 約5,556円です。5,000円を売るだけでは、手数料を引いた入金が4,500円となり、まだ500円の赤字です。

商品1件ごとの費用がある場合

仕入れ、送料、梱包材など、販売するたびに増える費用は「変動費」として分けます。価格から販売手数料と変動費を引いた金額が、固定費の回収に使える利益です。

1個2,000円の商品で、手数料が10%、仕入れと送料が合計800円なら、1件あたり固定費の回収に使えるのは1,000円です。

  • 販売価格:2,000円
  • 販売手数料:200円
  • 仕入れ・送料:800円
  • 固定費の回収に使える金額:1,000円

固定費が5,000円なら、5件売れて損益分岐点に到達します。6件目から、ようやく全体の利益がプラスになります。

目標件数まで逆算する

損益分岐売上が分かったら、商品価格や1件あたりの報酬で割り、必要な販売件数へ置き換えます。5,556円が必要で、1件1,500円の商品なら4件が最低ラインです。

端数は切り上げます。3.7件という販売はできないためです。あわせて「その件数を期限内に獲得できそうか」を考えます。

作業時間も含めて目標を決める

損益分岐点を超えても、何十時間も使って利益が数百円なら、続ける価値があるとは限りません。そこで、回収したい費用に「目標とする時間報酬」を加えます。

たとえば、費用5,000円、作業10時間、目標時給1,000円なら、手数料を引いたあとに15,000円が残る売上を目指します。手数料10%なら、必要な売上は約16,667円です。

数字が大きすぎたときに見直す順番

  1. 使っていない固定サービスを止める
  2. 仕入れ・送料など1件ごとの費用を下げる
  3. 価格を見直す
  4. 販売手数料が異なる方法を比べる
  5. 作業を減らし、目標時給を改善する

売上だけを無理に増やす前に、費用や価格を変えるほうが少ない労力で黒字化できる場合があります。

まず現在の数字を入れてみる

正確な将来予測はできなくても、現在分かっている費用と手数料から最低ラインは計算できます。数字が未確定なら、楽観・標準・慎重の3通りを試すと判断しやすくなります。

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NEXT ACTION

自分に合う副業を見つける

目標額と使える時間から、最初に試す候補を整理します。

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