古いWebサイトをAIで再構築|約47ページをWordPressへ移行

公開実験「AIチームはサイトを育てられるか」第2回
前回は、人間CEOとAI社員4人でYUTORUを運営する体制を紹介しました。

YUTORUの元になったのは、2013年ごろにつくられた約47ページの静的な副業サイトです。完成済みのメディアを買ったというより、古いHTML、文章、画像、リンクが入った素材一式を購入した感覚に近いものでした。

最初にサイトを分解した

いきなりデザインを変えるのではなく、AIに全ページを確認させ、ページの役割、重複、リンク切れ、現在も使える情報を整理しました。

  • 残せる記事と書き直す記事を分ける
  • 古いURLと新しいURLの対応を整理する
  • 共通ヘッダーやフッターを切り離す
  • 壊れている内部リンクを洗い出す
  • 広告や計測コードを現在の構成に合わせる

この分解作業はAIと相性がよい部分でした。人間が47ページを往復して確認するより速く、共通点や不整合も一覧にできます。

WordPressで再構築した

次に、旧ページをWordPressへ移し、サイト全体の見た目と導線を作り直しました。デザインは白を基調に、深いネイビーとグリーンを使い、スマートフォンで迷わず読めることを優先しました。GA4とSearch Consoleも接続し、公開後の変化を追える状態にしました。

記事を移すだけではなく、「副業を診断する」「副業を一覧で見る」「最初の行動へ進む」という役割をページごとに持たせました。

AIに任せてよかったこと

  • 大量のファイルやリンクを短時間で整理できた
  • 移行後の表示確認を同じ基準で繰り返せた
  • 文章とシステムの修正を並行して進められた
  • 作業記録を残しやすかった

AIだけでは難しかったこと

古いページを新しく整えることはできても、「このサイトを何のために残すのか」はAIだけでは決まりません。元の文章をきれいにしすぎると、サイト固有の背景まで消えてしまいます。デザインも、情報を足すほど便利になる一方で、画面が窮屈になりました。

再構築で重要だったのは、AIの処理能力より、人間が「残したい価値」と「削ってよいもの」を決めることでした。

第1回:CEOだけ人間。AIチームでWebメディアを運営してみる
次回:AIで作り直したら普通の副業紹介サイトになった話

NEXT ACTION

自分に合う副業を見つける

目標額と使える時間から、最初に試す候補を整理します。

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